8月2日の書庫

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伊坂幸太郎『アイネクライネナハトムジーク』感想

伊坂幸太郎さんの『アイネクライネナハトムジーク』を読みました。

アイネクライネナハトムジーク (幻冬舎文庫)

6つの短編で構成されている本作ですが、6つの物語に登場する人物たちが繋がっていく物語でした。

 

人生にこんな上手い話はない。けれど、無いとも言いきれない。

生きていればどこかにはたどり着く、そして、シグナルを見逃したくない。

この物語の登場人物たちは、変化のきっかけを逃さなかったのだと思いました。

どうすれば逃さず生きることができるのでしょうね。

 

面白かったです。見事な物語でした。パズルのピースがカチッとハマる快感が良かったです。

 

伊坂幸太郎さんの『アイネクライネナハトムジーク』を読みました。