8月2日の書庫

本の感想を書くブログです。

【雑記】読書の秋というけれど本当か

 2013年から読書メーターで記録をとっている。

 そして力技で読書メーターで記録していたものをExcelに落としこんだのが昨年。以来、読書メーターだけでなくExcelでも簡単に記録をつけている。その理由は単純にデータとして処理したかったからだ。

 で、そういえば、と思って、2015年から2020年までの月別読書数の平均を出してみた。2013年は1月から12月フルのデータがないこと、2014年は全く読まない月があったので外した(ちなみに8月)。

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 この表から以下のことがわかる。

  • 読む月と読まない月の差は6冊くらい
  • 1月、4月、5月、8月が比較的読まない月らしい
  • 10月(秋)頑張っているけれど、夏の6月7月にも結構読んでいるっぽい
  • 年始にかけて「読まねば!」という謎の焦りみたいなものは無さそう

 それぞれコメントしていこう。

読む月と読まない月の差は5冊くらい

 もっとも読まない月である1月は7.3冊、いちばん本を読む月は7月の13.3冊。月平均が10冊程度の私なので、最多と最小の差が6冊ってのはなかなか大きい差では?読むペースが2倍違うということになる?(ならなくない?)なるほど、なんとなく感覚として理解できた。

 あとは2015年から2020年の6年間で月の読書量が3冊以下があったのは、1月と8月(6年間で2回)なので(他には2月と9月それぞれ1回)まあこの月が調子悪い月と言えるかもしれない。

 1月と4月と5月で読書量が他より劣るのは何となく説明できる。1月と4月は物事の切れ目。社会が切り替わる月だから精神的にもばたばたして落ち着かないのだろう。5月は五月病みたいな言葉があるので察し。

 そして8月だ。平均だけ見るとわからないだろうけれど、各年各月見ていくと、8月は好調な年と低調な年の差が激しい。ちなみに今年は【低調】だった。この夏何をしていたのかほぼほぼ思い出せない。

 もう少し長くデータを取れば傾向が掴めてくると思うので「8月、調子の差が大きい説」は仮説の段階だけれど、暑さ耐性があるということと、本を読むゆとりを持てるということは別なのかもしれない。8月は暑い。暑いと本を読む気力が湧かない?

 

読書の秋なのか?

 そして読書の秋は本当なのか問題。結果から言うと、読書の秋だけでなく、読書の夏でもあった。

 読書の秋の由来は多分色々だが「気候的に安定していて夜が長くなる」というのがポイントらしい。そのうち、前者の「気候的に安定している」というのは、私にとっては6月7月も同様。雨は気分の低調にあんまり関係ない(雨は好き)。後者の「夜が長くなる」というのは、私にとっては重要な要素ではない。朝昼晩問わず本を読んでいるので。むしろ朝起きて気持ちがいいタイミングでゆったりと本を読むの最高じゃないですか、夜眠たいし。

 

読書と精神

 私にとって、読書と精神の調子は関わり合っていると思う。調子が良ければ読書量が増えるのか、読書量が落ち込んでいるから気分がふさぐのか、鶏が先か卵が先かではないけれど、両者は相関し合っている、と思い込んでいる。端的に言うと、本を読む私のことが私は好きだが、本を読めていない私のとき、私は私を好きではない。

 本を常々読んでいて思うけれど、私は安定したペースで本を読むことはできない。必ず波がある。本を読めていない時は悲しいが(今年の8月も悲しかった)いずれは回復することも経験上知っている。なので読めない時も過度に悲観することなくどうにか日々を過ごせればいいと思う。

 さて、年末に向けて読書の秋である。引き続き楽しく本を読んでいきたい。