8月2日の書庫

本の感想を書くブログです。

千早茜

千早茜『森の家』感想

千早茜さんの『森の家』を読みました。 小説に登場する人物たちを嫌いになることはあるか。 そう訊かれたら、私は「限りなくゼロに近いNo」と答えると思う。つまり、よほどのことが無い限り、嫌いになることは無い。 ただ、強いネガティブな感情を抱くことは…

千早茜『透明な夜の香り』感想

千早茜さんの『透明な夜の香り』を読みました。 千早さんの本を昨年らへんから読みだしたと思う。毎回取り上げる設定そのものが興味深いのもさるところながら、食べることを大切にしているところに嬉しさを感じる。私は食べることが好きだから。 この小説は…

千早茜『男ともだち』感想

千早茜さんの『男ともだち』を読みました。 男ともだち (文春文庫) 作者:茜, 千早 発売日: 2017/03/10 メディア: 文庫 「無い」ということを証明するのって難しいと思うのです。 だから私は、「男女間の友情は絶対成立しない」とは思えない。それを証明する…

千早茜『ガーデン』感想

千早茜さんの『ガーデン』を読みました。 面白かった。単行本で読んだのだけれど、文庫本の表紙も素敵。単行本も素敵。私はこの本を始めて訪れる洋食屋の窓際の席で読んだことをおぼえている。水が入ったコップの水滴とか、メニュー表がない店内とか、吊るさ…