8月2日の書庫

本の感想を書くブログです。

た行の作家

千早茜『森の家』感想

千早茜さんの『森の家』を読みました。 小説に登場する人物たちを嫌いになることはあるか。 そう訊かれたら、私は「限りなくゼロに近いNo」と答えると思う。つまり、よほどのことが無い限り、嫌いになることは無い。 ただ、強いネガティブな感情を抱くことは…

コナン・ドイル『まだらの紐 ドイル傑作集』感想

コナン・ドイルの『まだらの紐 ドイル傑作集』を読みました。 「まだらの紐」含むドイルの短編が収録されています。ホームズが主人公のものもありますが、ホームズが出てこない短編もあってそれが面白いと思いました。特にお気に入りなのは、最後の「ジェレ…

テッド・チャン『息吹』感想

テッド・チャン『息吹』を読みました。 SFというのはあまり読まない。敬遠している。ただこの本はSFを知らない私でも有名な本だということを知っていたから手に取ってみた。さてどうだったか。 難しかった。SFというのは、哲学的問いを投げかけてくるジャン…

千早茜『透明な夜の香り』感想

千早茜さんの『透明な夜の香り』を読みました。 千早さんの本を昨年らへんから読みだしたと思う。毎回取り上げる設定そのものが興味深いのもさるところながら、食べることを大切にしているところに嬉しさを感じる。私は食べることが好きだから。 この小説は…

津村記久子『浮遊霊ブラジル』感想

津村記久子さんの『浮遊霊ブラジル』を読みました。 津村さんの話が好きだ、と感じる。そんな短編集だった。 津村さんの話、そこまで読んでいない。片手で数えられるほどか。でもこれからはもっと読んでみよう。多分学生の頃では感じえなかった世界があるか…

千早茜『男ともだち』感想

千早茜さんの『男ともだち』を読みました。 男ともだち (文春文庫) 作者:茜, 千早 発売日: 2017/03/10 メディア: 文庫 「無い」ということを証明するのって難しいと思うのです。 だから私は、「男女間の友情は絶対成立しない」とは思えない。それを証明する…

千葉雅也『メイキング・オブ・勉強の哲学』感想

千葉雅也さんの『メイキング・オブ・勉強の哲学』を読みました。 メイキング・オブ・勉強の哲学 作者:雅也, 千葉 発売日: 2018/01/26 メディア: 単行本 『勉強の哲学』がどのように作られたのか、語る本書、『勉強の哲学』の実践例と言うこともできそうです…

多和田葉子『地球にちりばめられて』感想

多和田葉子さんの『地球にちりばめられて』を読みました。 実は先に、続刊『星に仄めかされて』を読んでしまいました。といっても登場人物たちは前作から通じて登場しているものの読みながらなんとなく事情はわかるし、『地球にちりばめられて』を読んでいな…

千早茜『ガーデン』感想

千早茜さんの『ガーデン』を読みました。 面白かった。単行本で読んだのだけれど、文庫本の表紙も素敵。単行本も素敵。私はこの本を始めて訪れる洋食屋の窓際の席で読んだことをおぼえている。水が入ったコップの水滴とか、メニュー表がない店内とか、吊るさ…

多和田葉子『百年の散歩』感想

多和田葉子さんの『百年の散歩』を読みました。 百年の散歩 (新潮文庫) 作者:葉子, 多和田 発売日: 2019/12/25 メディア: 文庫 面白かったけれど読み通すのに難儀した…しかしこれは読まねばなるまい!と思わせる質量がある、気がする。ベルリンを散歩する私…

サン=テグジュペリ『星の王子さま』感想

サン=テグジュペリの『星の王子さま』を読みました。 今の今まで読んだことがなかったのですが、そのタイトルが知られ渡っている本なので読んでみることにしました。まえがきにあるように、大人向けにつくられているのだとしたら、もう子どもではない私だっ…

近内悠太『世界は贈与でできている ―資本主義の「すきま」を埋める倫理学―』

近内悠太さんの『世界は贈与でできている ―資本主義の「すきま」を埋める倫理学―』を読みました。 結構読むのに時間がかかって、というのも途中まで読んだものを最初に戻って一気に読み直しました。読むこと自体はさほど時間はかからないと思います。読みや…

千葉雅也『デッドライン』感想

千葉雅也さんの『デッドライン』を読みました。 千葉さんの著作は『勉強の哲学』『アメリカ紀行』以来3冊目です。 『アメリカ紀行』は自分の中でもかなり好きな本で、断片的に並べられた思考の泡が浮かんでは破裂していく感覚、章が短い構成などは自分が書き…

多崎礼『〈本の姫〉は謳う 2』感想

多崎礼さんの『〈本の姫〉は謳う 2』を読みました。 〈本の姫〉は謳う2 (C★NOVELSファンタジア) 作者:多崎礼 発売日: 2012/12/19 メディア: Kindle版 は~~~~~~~。マジで面白(感想が雑)。 超読書家なわけではないけれど、本を読んでいるとその手の…

多崎礼『〈本の姫〉は謳う 1』感想

多崎礼さんの『〈本の姫〉は謳う 1』を読みました。 〈本の姫〉は謳う1 (C★NOVELSファンタジア) 作者:多崎礼 発売日: 2012/12/19 メディア: Kindle版 いや~~~~~面白かった!!!多崎さんの話はこれで3冊目ですが、一番楽しんで読めたのではないか。し…

多崎礼『煌夜祭』感想

多崎礼さんの『煌夜祭』を読みました。 煌夜祭 (中公文庫) 作者:多崎 礼 発売日: 2013/05/23 メディア: 文庫 面白かったなぁ。独特の世界観。夜通し語り部が語り続ける「煌夜祭」で語られるある世界に起こった出来事の数々。トーテンコフとナイティンゲイル…

多崎礼『叡智の図書館と十の謎』感想

多崎礼さんの『叡智の図書館と十の謎』を読みました。 叡智の図書館と十の謎 (中公文庫) 作者:多崎 礼 発売日: 2019/02/22 メディア: 文庫 んーーーー。不思議です。この方の本は初めて読むのですが、不思議です。世界がきちっと存在しているけれどそれが語…

知念実希人『崩れる脳を抱きしめて』感想

知念実希人『崩れる脳を抱きしめて』を読みました。 崩れる脳を抱きしめて 作者: 知念実希人 出版社/メーカー: 実業之日本社 発売日: 2017/09/15 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (6件) を見る 最近メディア化される作品が多いなぁと…

千葉雅也『アメリカ紀行』感想

千葉雅也さんの『アメリカ紀行』を読みました。 アメリカ紀行 作者: 千葉雅也 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2019/05/29 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 買う本はもっぱら一度読んで気に入った本だけれど、全く読んだことがない本を無性…

人生にはイベントが必要だ/津村紀久子『ディス・イズ・ザ・デイ』感想

津村紀久子さんの『ディス・イズ・ザ・デイ』を読みました。

場に宿る記憶/辻村深月『東京會舘とわたし』

辻村深月さんの『東京會舘とわたし』を読みました。

待つ/辻村深月『かがみの孤城』感想

辻村深月さんの『かがみの孤城』を読みました。

言葉と覚悟/高田大介『図書館の魔女 第四巻』感想

高田大介さんの『図書館の魔女 第四巻』を再読しました。

アーサー・コナン・ドイル『緋色の研究』感想

アーサー・コナン・ドイルさんの『緋色の研究』を読みました。 ちなみに翻訳物は出版社なども見逃せない点かと思いますので、正確に読んだ本を記載します。今回読んだのは『緋色の研究 新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)』です。

天童荒太『悼む人』感想

天童荒太さんの『悼む人』を読みました。

高田大介『図書館の魔女 第三巻』感想

今回が何回目の読了かわかりませんが、高田大介さんの『図書館の魔女』を読みました。

筒井康隆『モナドの領域』感想

筒井康隆さんの『モナドの領域』を読みました。

高田大介『図書館の魔女 烏の伝言』感想

高田大介さんの『図書館の魔女 烏の伝言』を読みました。

津村記久子『ポトスライムの舟』

津村記久子さんの「ポトスライムの舟」を再読しました。 まだ学生時代だった頃にこの本を読んだけれど、その時の記憶がない。読んだことは記憶しているけれど、どういう内容だったのかまるで覚えていなくて、多分それは「ピンと」来なかったからだと思う。 …