8月2日の書庫

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ベン・H・ウィンタース『世界の終わりの七日間』感想

 ベン・H・ウィンタース『世界の終わりの七日間』を読みました。

世界の終わりの七日間 (ハヤカワ・ミステリ)

 隕石が落下するまでの七日間、大切な妹に会うために終わりの世界を奔走する男の物語。世界の終わりが顕わにする人々の本性。最後の終わり方がとても(とても)良かった。それはこの物語を読み終えた人にしか共有できない良さだと思う。併せて、ceroのNemesisを聴くことをおすすめする。