2022-05-19 江國香織『すいかの匂い』感想 あ行の作家 江國香織 江國香織『すいかの匂い』を読みました。 自分にはそういうものがあると認めたくないけれど、実際はあるでしょ? ということを突き付けられているような小説。江國香織作品の中ではつめたく、ちょっと不気味な感じがした。読んでいる最中、ずっとドキドキしていた。目を背けているだけで、自分にもそういうものがあるのだろうか。